2010年3月14日日曜日

Twitterが自分にもたらしたもの

 さて、Twitterである。

先日、クライアントの経営会議でも最後の30分でTwitterについて話題になったらしく、ソフトバンクも楽天も社員に利用を促しているけれど、いまだそのすごさ、効果を量りかねている。でも、まずはいろいろ使ってみよう、ということになったらしい。自分がTwitterアカウントを作成したのは2年程前だったのですが、そのまましばらく放置。積極的に「つぶやき」はじめたのは、去年の秋口くらいからだったと思う。

私自身は会社のロゴを表示しているものの、実際はプライベートのぼやきやつぶやきだらけで、あまり仕事に関してのつぶやきはない(というか、具体的にあまりつぶやけません)けれど、それでもTwitterを通じて様々なできごとがありました。で、この半年で起こったことをまとめてみると・・・

Ⅰ.ご近所さんにMacBookを中古で売却できた。

いきなり実利的なお話ですが、中古屋に売却するよりも高く売れたし、買って頂いた方は中古屋で買うよりも安く買えたと思う(たぶん)。それに売却する方だって愛着のある機械を手放すとしてもやっぱりその後も大事に扱ってほしいし、買う人も顔が見えないよりも安心すると思う。
最寄り駅のカフェで待ち合わせして、ついているキズも正直に見せて、納得して頂いて、大事に使ってくださいね、と伝えられて。
お互いに良い取引ができましたね、今後ともよろしく、といって別れたのですが、とてもすがすがしい「取引」でした。ネット時代とはいえ、やっぱりリアルなコミュニケーションは大事なわけです。唯一の反省は、まだtwitterの利用方法をいまひとつ把握してなくて、買って頂いたご近所さんとの当日の待ち合わせのやり取りが公衆にダダ漏れになってしまったことでしょうか。

2.第一線のビジネスパーソンとコミュニケートできた、というよりも普段の思考プロセスを垣間みれる。

ちょっとミーハーに聞こえるかもしれないですが。。。中でも元マイクロソフト社長で現インスパイアの成毛眞さんから返信もらえたのが一番嬉しかったかな。以前雑誌で拝見したMS社長時代のエピソード(社長就任直後、人事部長を呼び出して『今後、君よりも優秀じゃない人間を採用した瞬間に君はクビだ』と言い放ったこと)について伺ったところ、営業部門の責任者を抜擢して人事責任者に据えたそうで、確かにそのまま、その言葉通り仰った、とご本人から直にコメント頂きました。そのやり取り後、若干私のtwitterフォロワーが増えたのですが、成毛さんは「自分を介して知らない第三者同士がつながることがtwitterの重要なポイントで、価値だと考えている。だから私は積極的につぶやく」とその後つぶやかれており、大いに納得、というか感服してしまいました。

3. ビジネス上で協力依頼ができた

これは自分にとって非常に助かりました。先月弊社が企画制作してリリースしたiPhoneコンテンツのユーザビリティーテストを、厚かましくもダメもとでTwitterでFollowし合っていた方にお願いした所、ご友人もお誘い頂き、快くご協力頂いた(しかもリリース直前にも関わらず、ボランティアで・・・)。もともとIT部門に携わっていた方だったので、フィードバックも的確で本当に助かりました。
今回は少人数だったけれど、瞬間的に不特定多数の方の協力が必要な時、例えば今回のようなユーザビリティーテストやアンケート、システムの負荷試験への協力を呼びかける等の使い方もできると思う。でも、それ以上にオンラインを通じてビジネス上の信頼関係が生まれて、サービスの立ち上げに関わってもらえたことが何よりうれしいことでした。

4.リアルなお付き合いもはじまった

前段のユーザビリティーテストにご協力頂いたご近所さんと、御礼も兼ねて先日地元で飲みました。お互いのこれまでの仕事の話やら、食に関する話やら、iPhoneに関する話やら。いやー楽しかった。平日にも関わらずワイン2本以上空けちゃったし。彼女はこれから1年間アメリカに行くのですが、ぜひ実り多き1年であることをお祈りしています。帰国したらまた飲みましょうね!Good Luck!>Oさん
5年前、Skypeを初めてインストールした直後に見知らぬ東欧の人と偶然コミュニケーションが始まり、その人も今や日本在住、もはやソウルメイトとも言える付き合いになりましたが、ネットの出会いもそこまで行けるわけです。先日飲んだOさんにも言われましたが、自分はとてもネット運がいいのかもしれません。

どの体験も、経験も、出会いも自分の人生に少なからず影響と変化をもたらしていることには間違いがない。
いずれの場面においても、ともすれば刹那的な出会い、交錯に終わりかねないネット上のコミュニケ―ションに対して、どれだけ誠実に、真摯に向き合えるかということだと思います。さらに・・・

5.Ustream×Twitterとの組み合わせが最強だったプレゼン事件×3

今年に入って、衝撃的な発表と言うか、プレゼンテーションにリアルタイムに2回居合わせることができました。一つはiPadのリリース。もう一つは昨日13日深夜にUstreamで行われたデジタルステージ社の実験放送。そして今これ書いている土日曜の深夜にUstream上でリアルタイムに事件発生中・・・詳細はまた別途。

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